ガーデンダイアリー vol.7

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【ガーデンダイアリーvol.7はこんな内容です。】今号の巻頭記事『百年目のツクシイバラ』では、
絶滅の危機に直面していたツクシイバラの
みごとな復活の物語をご紹介しています。
「自生する野生種のバラを守らなくては」という、
地元の方々の熱い思いが、大きな力となって
成果につながったすばらしい成功例です。
球磨焼酎の酒造元にもカフェにも、
ピンク色のツクシイバラが咲き誇り、
暮らしの中に野生種のバラが
すっかりなじんで愛されている様子は、
うらやましいほど素敵な光景です。

『庭の花図鑑』の記事では、
4つのお庭にご登場いただき、
長年に渡る試行錯誤の末に選び抜いた植物を紹介していただいています。
「すぐ役に立つ保存版」としてご活用ください。

そして、今号からスタートする森和男さんの
新連載の題材はタケニグサ。
植物自由業を名乗る森さんの、
植物への深い愛情がきゅんと伝わってくるエッセイです。

ほか、全ページに渡って、バラはもちろん、
植物と庭を愛する人たちの思いをあふれるほど詰め込んだ今号です。

関心をもってくださる方が身近にいらしたら、
ぜひ、本誌をご紹介ください。

植物と暮らす幸せを、
ひとりでも多くのみなさまにお届けすることがかなえば、
これ以上の喜びはありません。


 

百年目のツクシイバラ

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日本に自生する十数種類の野生のバラのひとつに、
ツクシイバラがあります。

ツクシ(筑紫)といえば九州、
ツクシイバラは主に九州南部に自生する
可憐な野ばらとして知られてきました。

ところが、このツクシイバラは、
河川整備や台木にするための
乱獲によって減少の一途をたどり、
2004年には絶滅危惧種として登録されるという
大ピンチに直面していました。

そんな危うい局面を救ったのが、
地元の方々のパワフルな保全活動です。

10数年を経て、いま熊本県人吉盆地の東西を結ぶ
「くま川鉄道」木上駅近くの5月の河川敷は、
ツクシイバラでピンク色に染まるほど、
すばらしい復活ぶりを見せています。

野生種のバラが愛され、自生地が守られ、
庭で美しい花を咲かせるこの人吉球磨の物語は、
日本が世界に自慢できる
新しい「バラ文化」の誕生を示すものに違いありません。


手のかからないバラ VS. 手をかけて楽しむバラ

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「バラを育てよう」と思ったら、
まず目についたバラを買ってしまうのではなく、
ライフスタイルに合ったバラをセレクトするのが
バラ栽培の成功のポイントです。

毎日の仕事や、子育てが忙しいなら、
あまり手をかけなくても美しく咲いてくれるバラを選びます。

そして、いつか、手をかけて咲かせたいと思うような
バラに出会うかもしれません。

バラがもつ多様性は、私たちが、
都合に合わせて選択できる懐の深さを秘めているのです。

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薔薇の贈り物 GD07p70-71

PART1 愛されて受け継がれる永遠のバラの庭

PART2 誰も知らないバラの咲くペーパームーンさんの花園

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PART3 エクステリアをもうひとつのリビングルームに


庭の花図鑑

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どの場所に、どんな花を、どう植える?

それを考えるのが、庭づくりのいちばん楽しいところです。

でもベストの選択をするには、
植物ひとつひとつの性質をよく知っていなくてはなりません。

その植物がどれくらいの草丈に育って、
どんな色の花を、どれくらいの期間咲かせるのか?
知らなくては、選べませんね。

庭の「植物選び」に迷ったら、
この花図鑑のページがお役に立てるかもしれません。

庭の植物たちと、長年、真剣に向き合ってきた4人のみなさまの、
みごとなお庭のシーンを満載しました。

好きなシーンを見つけたら、植物の選び方、組み合わせ方、
つきあい方の秘訣をじっくり研究してみてください。

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元気で活きのいい植物専門店
オニヅカバイオシステム

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身近な場所に、花の鉢をひとつ置いてみませんか?

雰囲気がぱっと明るくなり、
いっしょに心まで温かくなることでしょう。

そこから、「ポッティングガーデン」が始まります。

センス抜群の寄せ植えが評判の
オニヅカバイオシステム店長の井上盛博さんをお訪ねして、
毎日の暮らしの中で、気軽に花を楽しむ提案をしていただきました。


朝霧が晴れたら、 庭の花を集めてテーブルに

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6月のまだ、空気がひんやりとした早朝、
塚原文隆 美智子さんご夫婦のお庭をお訪ねしました。

ガーデンは朝霧の中。
植物のフォルムがぼやけて、
バラの花が浮かんでいるかのような幻想的な雰囲気です。

そして霧が晴れたら、美智子さんは
今日訪ねてくる友人たちのために、
たいせつに育てた庭の花を切り集めます。


 

 

ガーデンダイアリーvol.7

ムック: 152ページ(A4変形)

出版社: 八月社

言語: 日本語

ISBN-13: 978-4074149025

発売日: 2017/3/31

本体価格 1,200円

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