ガーデンダイアリー vol.8

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植物と暮らせば人生は倍楽しい♪ふだんの暮らしの中に、
大きな幸せをつくりだす
バラとガーデニングの新感覚・実用ムックです。
毎日の暮らしを
いっそうハッピーなものに変えてくれる
植物のある暮らしを始めませんか?
玄関先でもベランダでも、もちろん庭でも、
一鉢の植物のある暮らしは、
人生を大きく変えてくれます。
バラをはじめ植物が健やかに育つ「庭」は、
それがほんの小さな庭でも、
びっくりするほど大きな喜びを
私たちに贈ってくれるのです。
美しいガーデンの実例や庭づくり、
バラの品種選び、ショップ紹介をはじめ、
「お庭の幸せ」をつくりだす
さまざまなアイデアをお届けします。



【ガーデンダイアリーvol.8はこんな内容です。】

「私らしさ」が輝く
3つの素敵なバラの庭

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「庭の魅力って何だろう?」と考えた時、
真っ先に心に浮かぶのは
その庭のつくり手の個性が際立っていることです。

小さくても大きくても、
その庭のつくり手が試行錯誤を重ねながら、
時間をかけて育んできた、
その方らしい庭ほど心躍るものはほかにありません。

それぞれの「私らしさ」が、
美しく輝く素敵な3つの庭をご紹介しましょう。


育種家 木村卓功さんの
2017年秋の新品種発表

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毎年、ロサ オリエンティスシリーズの
魅力的なバラの新品種を
次々に発表するバラの家の木村卓功さん。

病害虫に強く、華やかに香り、四季咲き性を備えた、
世界水準のバラの誕生をめざして、
「育種」の仕事に情熱を傾けます。

さて、10年間にも及ぶ長い歳月をかけて選び抜かれ、
いよいよこの秋デビューする初々しい
新品種のバラ、ナウシカアとキルケは、
どんなバラなのでしょう?

いまこのとき、
同じ時代を生きる育種家の最新品種を、
リアルタイムで共有できる幸せをお届けします。


薔薇と私の物語

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「薔薇の数だけ物語がある」というのはホントですね。

いいえ、薔薇とその薔薇を愛する人の数だけ、
別のストーリーがあるのですから、
その数は無限です。

今号では5つの物語をお届けしましょう。
解説は期待のバラのスペシャリスト西依 束さんです。


皇居東御苑に咲くバラは

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皇居東御苑。
首都東京の中心に位置しながら、
大きな森を思わせる
豊かな樹木に包まれた広大な庭園です。

旧江戸城の史跡庭園であると同時に、
春の桜、初夏の花菖蒲、
夏の百合、秋の菊、冬の椿等々、
四季折々の花々が美しく咲く花の苑でもあります。

その東御苑の一画にある小さなバラ園を、
みなさま、ご存知ですか?

竹垣や井桁に組んだ木製の枠に
さらりと仕立てられた日本のバラの美しさに、
あらためて心が躍ります。

日本の気候風土に育まれた私たちが、
いま、何を美しいと感じるのか?

日本人である私たちの
心の奥底に潜む美意識を確認できる、
特別なバラ園です。


フローリスト 安蔵 博さんの
「野ばらが咲いたら」

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現在、パリと日本を行き来しながら
活躍中の気鋭のフローリスト、
安蔵 博さんの作風は、

「風に揺れる庭の花を、
そのままそっと運んで来たかのような」

と形容するのがいちばん似合いそうな
自然なやさしさに満ちています。

今号のガーデンダイアリーでは、
初夏の庭に野ばらが咲くのを待って、
庭の花束をつくっていただきました。

その作品は、私たちが庭でときどき出会う
奇跡のように美しい光景と、
とてもよく似ているような気がします。


「小さな庭」は宝石箱

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小さな庭では、ひとつひとつの植物が、
それぞれ重要な役割を担っています。
きっと、そのことを知っているからですね?

花々は思いっきり気合いを入れて
美しく咲いてくれます。

だから、小さな庭に一歩入ると、
庭はまぶしいほど輝いて、
ちょうど宝石箱の蓋をあけたみたいな
気分になるのでしょう。

ガーデンダイアリーVol.6に続いて
第2弾の「小さな庭」の特集をお届けします。


有島 薫さんの
小さな「秘密の花園」

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お気に入りのバラがあふれるように咲いて、
マンション1階の専有庭は、
まさに「宝石箱」の美しさ。

「いやいや、僕の庭は宝石箱じゃなくて、
おもちゃ箱です」
と笑う有島 薫さん。

「秘密の花園」がこんなに美しいわけを
教えていただきましょう。


 

最高に幸せなポタジェライフ
6つのたいせつなもの

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菜園の入口のアーチに白いバラが咲くと、
畑の作物も次々に豊かな収穫の時期を迎えます。

緑濃い山の懐に抱かれて暮らす毎日は、
その一分一秒が、
どんな高級リゾート地で過ごす時間よりも心地よく、
心を満たしてくれるのです。

日々、自然を近くに感じ、
季節のめぐりを感じられる夢の暮らしを実現した
茂木広史さん、典子さんご夫妻をお訪ねし、
幸せなポタジェライフに必要な
「6つのたいせつなもの」
についてお聞きしました。


もっとも暮らしに近い庭
ベランダは空の花園

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ベランダに降り注ぐ日射しは
洗濯物を乾かすためだけじゃ、もったいない!

生活の空間からひと続きのベランダは、
もっとも暮らしに近く、寄り添う庭です。

好きな花を選んで、ひと鉢から始めてみませんか?

朝の忙しい時間も、仕事で疲れた夕方にも、
ベランダがほっと一息つける空間に
変わることでしょう。

クレマチスを、バラを、植物のある暮らしを
楽しむ3つのベランダガーデンをご紹介しましょう。


ときめきのナチュラル
球根花壇のつくり方

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前号、ガーデンダイアリーVol.7でご紹介した
全国都市緑化よこはまフェアの
「球根コンビネーション植栽」は、
フェア開催中の春から初夏へかけて、
刻々と表情を変えながら美しい光景を展開し、
広場を通る近隣の人たちをはじめ、
たくさんの見学者たちを驚嘆させました。

赤レンガ倉庫を背景にしたこの植栽エリアは、
球根や多年草、花木類を組み合わせた植栽の第一人者、
オランダ出身のジャクリーン・ファン・デル・クルートさんが
デザイン・監修した植栽地です。

フェア期間中は、
このスペシャリストへの敬愛を込めて
「ジャクリーンガーデン」と呼ばれていました。

3月の訪れとともに、次々に芽を出す球根の息吹。

4月から6月にかけて、地面をおおうもの、
すっと高く花穂を上げるもの、
輝きながら風に揺れる植物。

ジャクリーンさんが見せてくれたのは、
植物が自然といっしょにつくりだす絶妙な美しさです。

そのナチュラルな植栽の華やかで優しい気配こそが、
私たちが庭に求めるものであることを、
「ジャクリーンガーデン」は、
あらためて再認識させてくれました。

今号では、そのみごとな庭の、
ほんのひとかけらをお届けします。


ガーデンカフェ グリーンローズ
斉藤よしえさんの庭

4月の庭に魔法をかける!
チューリップの「色遊び」

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4月のグリーンローズガーデンは樹々の新緑と、
急速に葉を広げてゆくギボウシやシダや灌木類の葉、
さまざまな草花の葉の新鮮な緑に包まれて、
ほとんど緑一色といってもいいほどです。

「そんな緑色の庭を舞台に、
チューリップで心置きなく
『色遊び』を楽しむのが4月です」と、

こちらのお庭を主宰する斉藤よし江さん。

今号では、「少し大人なチューリップ」の見せ方と、
素敵な季節のつなぎ方を教えていただきましょう。


生活にガーデンのエッセンス
GARDENS LIFE

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GARDENSはオーナーの宮本里美さんの自宅サロンであり、
デザイン事務所であり、ショップであり、庭でもあります。

GARDENSには「庭のある暮らし」を提案する
里美さんの洗練されたガーデンのエッセンスが
そこかしこに溢れています。

庭づくりから広がって、生活まで楽しくなる
「GARDENS LIFE」について、里美さんにお尋ねしました。


春を待つ庭で咲く
陽だまりのパンジーとビオラ

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秋になると園芸店の店頭に
色とりどりに並ぶパンジーとビオラは、
まだバラの芽も固い冬のガーデンで、
春の花たちが咲き始めるまでの季節を支える
大切な役割を果たします。

毎年、たくさんの新品種が発表される中で、
お気に入りの鉢に植えて、
冬の陽だまりの庭でゆったりと愛でたくなるのは、
「ドラキュラ」という名のパンジーと
「ヌーヴェルヴァーグ」という名のビオラ。

その新鮮な魅力をお届けします。。


シャベルとツルハシと一輪車で63年
「武市さんの花園」に、行かなくちゃ!
北海道滝上町の「陽殖園」

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開園は昭和40年。だけど、
あたしは北海道の山の中に
こんな花園があることをまったく知らなかった。

「口コミでだけ広がればいいんだ」と
園主の高橋武市さんは笑うけど、
シャベルとツルハシと一輪車でつくった63年目のこの庭は、
一見の価値がある、とあたしは思う。

「日本一変わっている花園」、
北海道滝上町の『陽殖園』に、さあ行かなくちゃ!

 

 

ガーデンダイアリーvol.8

ムック: 152ページ(A4変形)

出版社: 八月社

言語: 日本語

ISBN-13: 978-4074219254

発売日: 2017/10/6

本体価格 1,200円

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