ガーデンダイアリー vol.11

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植物と暮らせば人生は倍楽しい♪ふだんの暮らしの中に、
大きな幸せをつくりだす
バラとガーデニングの新感覚・実用ムックです。
毎日の暮らしを
いっそうハッピーなものに変えてくれる
植物のある暮らしを始めませんか?
玄関先でもベランダでも、もちろん庭でも、
一鉢の植物のある暮らしは、
人生を大きく変えてくれます。
バラをはじめ植物が健やかに育つ「庭」は、
それがほんの小さな庭でも、
びっくりするほど大きな喜びを
私たちに贈ってくれるのです。
美しいガーデンの実例や庭づくり、
バラの品種選び、ショップ紹介をはじめ、
「お庭の幸せ」をつくりだす
さまざまなアイデアをお届けします。



【ガーデンダイアリーvol.11はこんな内容です。】

バラの季節が待ち遠しくて

「待ち遠しい」ことがひとつあると、それだけで胸の奥のほうに小さな灯りがともっているような温かな感じがします。庭でも、ベランダでも、もちろんひと鉢のコンテナガーデンでも、植物を育てることは、待ち遠しさをたくさん用意してくれていて、それがガーデニングのいちばん大きな魅力なのだろうと思います。庭仕事に精を出せば、待ち遠しさもひとしお。今年も、いよいよバラの季節の開幕です。

■よりいっそう美しく 智恵子さんの5年後の庭

■アンジェラさんの バラの季節のお気に入り

■初夏の光あふれる「小さなバラの庭」

 


2019年・誕生!
強くて優しい「夢のバラ」

「ようやく、たどり着いたバラです」。育種の圃場の一画に、このうえなく優美に咲くバラの名前は「シャリマー」。日本を代表するバラの育種家、木村卓功さんの2019年春の新品種です。病気をはねつける強靭さと優しい風情を併せもつこの新しいバラは、さらに華やかに香る、まさに「夢のバラ」。繰り返し、繰り返し、いつも身近に咲いていてくれるバラです。世界水準の耐病性を備えたバラが、いまバラ栽培を大きく変えようとしています。もっともっと気軽に楽しめる新しいバラの時代がいよいよ始まります!


私の好きな「ローザンベリー多和田」
「いつか」を実現した 大澤恵理子さんの「夢の庭」

JR米原駅から民家や畑が続く静かな郊外の道を車で15分ほど走ると、ほら! 見えてきました。小高い山の麓の広大な敷地を囲むレンガ積みのフェンス、ロートアイアン製の門扉。「いつか自分の庭をつくりたい」と夢見ていた主婦が、ご主人のサポートのもと、15年の月日をかけてつくり上げてきた「ローザンベリー多和田」です。


そらの花畑 世羅高原花の森 
空へと続く 6月のバラの花畑

広島県の中東部に位置する標高530mの冷涼な世羅高原に、2017年、「世羅高原花の森」がオープンしました。バラの花畑にあふれ咲くイングリッシュローズはおよそ7000株!広大な敷地に幾筋ものリボンが翻るように優美な弧を描くバラの畝は、そのまま6月の空へと吸い込まれてゆきます。初夏のバラの花の見頃は、平野部より少し遅い6月上旬頃。秋の見頃は高原の早い秋の訪れとともに9月下旬頃から。みずみずしいバラの生気に全身で浸れる「そらの花畑」です。


ぽんさんの
ぐるっと一年 いつ見てもきれいな 庭の作り方

SNSやブログでのハンドルネームで「ぽんさん」と呼ばれている河合佳江さん。インスタグラムでは、四季を通じて美しいお庭が大人気。ぽんさんのお庭がすばらしいのは、一年を通して、いつ見てもきれいなところです。「ぽんさんのお庭をどうしても見たい!」という熱いリクエストが届きました。一年を追いながら、いつ見てもきれいな庭の秘密を教えていただきましょう。


頼りになる庭の植物 春・夏

どの季節にお訪ねしても、その季節をいちばん美しく感じさせてくれる花々の咲く庭。そんなお庭で選ばれている植物は、やっぱり実力が違うようです。斉藤よし江さんの「グリーンローズガーデン」と前島光恵さんの「雑木林の庭」の「頼りになる植物」をご紹介します。


浜名湖ガーデンパーク「印象派庭園 花美の庭」
花の色で季節をつなぐ庭

前号では、ダリアとケイトウが艶やかな秋のガーデンをご紹介した「花美の庭」。今号では球根と芽吹いたばかりの宿根草が瑞々しい4月と、バラと他の植物が混ざり合う5月の庭をお訪ねしました。「花美の庭」の四季折々の植物がつくる魅惑的なシーンについて、ヘッドガーデナーの井村義人さんにお聞きしました。


天気のよい日は ガーデンのあるショップへ行こう

天気のよい日には、ガーデンのあるショップに遊びに行きませんか? ガーデンを眺めながら優雅なワークショップに参加したり、ランチのあとにガーデンをぶらぶら散歩したり。サンプルガーデンで買いたい苗のチェックも忘れずに。ガーデンがあることで、より楽しい時間を過ごせる素敵な3つのショップをご紹介します。


憧れのシーンを 自分の庭で再現したくて。
「ワイルドサイド」 WILDSIDE

10年まえにイギリスで見たレンガの建物をおおい隠すほどに大きなセアノサスは、一面をブルーの花で染めていました。日本に帰って、すぐさまセアノサスを買ったわよ。でも1年たたずに枯れました。植えては枯らし植えては枯らしを繰り返し、今、じり貧状態の6代目が庭にいます。オーストラリア原産のグレビレア、南アフリカ原産のメリアンサス、何度、植えても失敗。でもね、去年の6月に訪ねたイギリスの「ワイルドサイド」では、ガーデナーのキース・ワイリーさんが世界を旅して心に残った景色を、世界中から集めた植物で再現しているの。その植物の混ざり合ってうねるような植栽が、かっこいいのよ。憧れの海外のシーンや植物を自分の庭に持ち帰るべく、「ワイルドサイド」の秘密を探ります。


 

●ハンギングをつくるみたいに お庭も寄せ植え感覚で
●鉢で簡単、庭づくり 素敵なポッティングガーデン
滞在型フラワーショップに 朝から出かけよう!


今号の巻頭特集のタイトルは『バラの季節が待ち通しくて』。その心躍るバラの季節に、横浜市で今年初開催される「横浜ローズウィーク」に、いま熱い関心が集まっています。2017年都市緑化よこはまフェアの「ガーデンネックレス横浜」を継承し、山下公園、港の見える丘公園、横浜イングリッシュガーデン等々、横浜市内のバラの見どころをネックレスのようにつなぐ構想は、ガーデンシティをめざす都市のあり方として、うらやましいくらい素敵です。そのメインイベントとして開催される「ばらフェスタ2019」は、ガーデンダイアリー編集部が、「今年ぜったい見逃せない催し物」のトップに位置づけている期待のイベントです。

そして東京では、西武池袋本店7階の催事場で開催されるバラとガーデニング『バラぐらし』のイベントにご注目ください。企画・監修を当編集部がお引き受けし、ただいま着々と準備を進めています。展示会場のメインガーデン及びトータルデザインを、本誌Vol.8にご登場いただいたGARDENSの宮本里美さんにお願いしました。横浜イングリッシュガーデン、スーパーバイザー河合伸志さんによる華やかな植栽、本誌Vol.4でお訪ねした埼玉県「木ごころ」の造園家、田口裕之さんの「バラの花咲く小さな森」。そして、バラの家の木村卓功さんの人気品種を集めたギャラリーでは、今号の表紙のバラ、シャリマーをご覧いただきます。もちろん福岡将之さん撮影の、美しい花と庭の写真展示もお楽しみに。準備の様子を、フェイスブックとインスタグラムでお伝えしますね。

横浜と東京池袋を結ぶJR湘南新宿ラインの所要時間は最速37分。今年のバラの季節には、ぜひこの2つの都市の「バラ祭り」を合わせてお楽しみください。「遠くて無理!」のみなさま方には、次号Vol.12でこの2つのバラのイベントの記事をお届けします。少しお待たせしますが、どうぞお楽しみに!(編集後記)


ガーデンダイアリーvol.11

ムック: 152ページ(A4変形)

出版社: 八月社

言語: 日本語

ISBN-13:978-4-07-340517-7

発売日: 2018/3/29

本体価格 1,200円

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※あなたのお店で ガーデンダイアリーをお取り扱いいただける場合は、 お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ先 ando@hachigatsusha.net (八月社/安藤宛)