ガーデンダイアリー vol.15

【ガーデンダイアリー vol.15 発売中です。】

 

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植物と暮らせば人生は倍楽しい♪   ふだんの暮らしの中に、大きな幸せをつくりだす新感覚・実用ムックです。 毎日の暮らしを、いっそうハッピーなものに変えてくれる 植物のある暮らしを始めませんか? 玄関先でもベランダでも、もちろん庭でも、一鉢の植物のある暮らしは、 人生を大きく変えてくれます。 バラをはじめ植物が健やかに育つ「庭」は、それがほんの小さな庭でも、 びっくりするほど大きな喜びを、私たちに贈ってくれるのです。 美しいガーデンの実例や庭づくり、バラの品種選び、ショップ紹介をはじめ、「お庭の幸せ」をつくりだす、さまざまなアイデアをお届けします。 

  【ガーデンダイアリーvol.15はこんな内容です。】

■河合伸志さんの庭づくりから生まれる新品種のバラ  

バラの庭づくりにかけては当代一! と、評判が高まるいっぽうの河合伸志さん。河合さんは、じつはバラの育種家でもあります。 「庭づくりをしていると、ここに茶色の花が咲くふわっとやわらかなバラが欲しい、とか思うわけです。ところが、欲しいバラがすべてあるわけではありません。ないのなら、自分でつくろう。僕の育種は庭づくりと密接です。庭づくりによって、初めて見えてくるものがあるし、庭で使うという目的があると、育種が楽しくなる。優れた耐病性がバラの標準装備になりつつあるいま、これからは栽培に不慣れな人でも育てられる新品種のバラもつくりたいと思います」


■四月の「青い花の庭」から

青空から野原にこぼれ落ちた小さなカケラみたいなオオイヌノフグリの「青」、足元に咲くタンポポの「黄色」、レンゲ畑の「ピンク」。あなたの春の花は何色ですか? 東京都府中市にある小関葉子さんの4月の庭の色は青。可憐な青い小花に一面をおおわれた「青い花の庭」から5月のバラの季節へとつながり、次号に掲載の華やかな秋の庭へと続きます。


■「バラの季節の贈りもの」

茨城県日立市にある中野可奈子さんのお庭は、「花の庭」と「雑木の庭」の2つのエリアで構成されています。「花の庭」には2つのガーデンシェッドがあり、「雑木の庭」の木漏れ日の下には半日陰を好む優しい花々が咲いています。2つのお庭と、さらに家庭菜園も維持管理しながら、いつお会いしても楚々とした優雅な雰囲気を身にまとう可奈子さん。そのお庭づくりの秘密をお聞きしました。


バラと草花が美しい季節を迎える4つの庭

待ち遠しいバラの季節。庭のあちこちで、バラと草花たちが、すばらしいシーンを見せてくれる季節です。主役となるバラの花がどんなにきれいでも、バラだけではけっしてつくりだすことのできない美しい光景は、バラの傍に咲く草花の存在があってこそ。草花はバラの庭をつくる重要なキャストです。バラの足元をブルーに染めるアスペルラ、バラと一緒に風に揺れるビスカリア、バラと草花が引き立て合いながら、美しい季節を迎える4つの庭をご案内します。 ■バラと可憐な草花の小径

■「野ばら」のような小さな白いバラがやわらかな景色をつくる

■風通しと日当たり最高!斜面のバラの庭

■20年で水田から木漏れ日の森のガーデンに



■育種家 木村 卓功さんのバラ 
ロサオリエンティス 2021年 春の新品種発表

強く美しく咲く!いま、バラの新時代

思わず見惚れてしまう美しさと、優れた耐病性の両方を併せもつ「新時代のバラ」。「バラの家」の育種の圃場から次々に誕生するその奇跡のようなバラは、日本の気候風土にマッチすると同時に、世界基準で求められる条件をクリアし、国内はもちろん華やかな国際コンクールでの受賞を重ねています。世界を舞台に快進撃のスピードを速める育種家・木村卓功さんが選び抜いた、この春発表の新品種をご覧ください。

■バラの栽培方法が変わった! 新時代のバラのじょうずな育て方

■住友化学園芸 牛迫正秀さんのなるほど納得 バラ栽培、バラ栽培、全力で応援しています。


■JRA 東京競馬場 REDROSE GAEDEN 赤い薔薇の祭典 世界各国の赤いバラの名花が咲き誇るレッドローズガーデンを中心に、バラの季節の東京競馬場は、パドックも花で飾られ、日々、赤い薔薇の祭典が繰り広げられているかのような華やかさです。この場所に集える日を楽しみに待ちながら、今号では、東京競馬場のエレガントな花のシーンをお届けします。

■ローズガーデンに美しいシーンを創リ出す 信頼と技術力のベルツモアジャパン

■東日本大震災から10年 福島競馬場に花開いた復興のローズガーデン  

■暮らしに刺激をくれるショップを見つけた!

いつもの庭づくりや暮らしの中にアイデアや刺激をくれる、庭好き、植物好きなら気になっちゃう素敵なカフェやショップを集めました。オーナー様にお店のこだわりやコンセプトを聞いたら、ますます行きたくなるはず。あなたのお気に入りショップのリストに加えてください。

■バラとみかんの花の香りに包まれた隠れ家カフェ

■自然にも身体にも心にも優しいラボラトリー

■とっても正直な美山のバラ屋さん

■海のgarage(ガレージ)と森のRust(ラスト)


■SENSE OF GARDENS 4 鉢をインテリア感覚で選ぶ

■GARDENS GARDENから 集う庭と育む庭

■ヨーロッパの雰囲気に包まれて…… 「美しい家と庭」に暮らす幸せ

■フランスの庭に香り咲く牡丹と芍薬 (ピヴォワンヌ)

■いま、育てたいのはハイブリッドシャクヤク

■NORA景子さんの好きな庭 「朝陽から夕陽まで空の景色を楽しんでいるわ」

都心から高速を飛ばし1時間足らず。6月初旬、コミュニティのメインゲートをくぐり、眩いほどに濃い緑が美しい円錐形のメタセコイア並木を走り抜けます。ゴルフコースに沿って瀟洒な洋風住宅が並ぶ、フェアウエイフロントと呼ばれる一角にある、丸山眞知子さんのお庭を訪ねしました。

■「花美の庭」佐原宏康さんの 花景色のつくりかた

■予定のない休日にはガーデンソイルに足が向く

「自分らしく生きる」ということは、きっと誰にとっても大切なテーマだと思いますが、では自分らしさってなんだろう? と、改めて考えてみると、ぱっと答えるのは意外にむずかしいような気がします。ところがこの難問に、じつに明快な回答を示してくれたのが、今号にご登場いただいた「花美の庭」の佐原宏康さんです。 「自分らしさとは、、自分の美意識そのものです。自分が何を美しいと感じるか? 自分自身に問いかけてみればいいのです」(136〜143ページ)

 なるほど! 自分が美しいと感じるもの。たしかにそれは、自分らしさの核となりそうです。さて、本誌 『ガーデンダイアリー』が、創刊以来、追いかけてきたお庭は、、まさに、それぞれの庭のつくり手ののみなさんの「自分らしさ」が際立つ庭です。 今号、巻頭の黄色とオレンジ色の枝変わりのバラの花の咲くガゼボの天井を見上げたシーンにご注目ください。ここ群馬県中之条町のローズガーデンで植栽デザインを手掛けた河合伸志さんによる「木漏れ日の誘引」がみごとです。次の記事は小関葉子さんの可憐な青い小花がフロントガーデンをおおう四月の青い花のガーデン。その次は中野可奈子さんの淡いピンク色の優美なバラ、ファンタン ラトゥールがトゲの少ないやさしい枝を伸ばすアーチへと続きます。  

それぞれの庭のつくり手たちが植物とコラボしながら庭の中につくりだすオリジナリティあふれる光景は、見飽きることがありません。と同時に、これらの庭の写真からは、写真家、福岡将之さんが、何を美しいと感じたのかが真っ直ぐに伝わってきます。(ガゼボの天井の写真を、福岡さんは地面に仰向けに寝て撮影したそうです)  

そして新品種のバラのページを開くと、新しく誕生したバラたちの新鮮な表情から、「自分が美しいと感じるもの」を追求し続けてきた木村卓功さんの真摯な育種家魂が伝わってきます。木村さんのバラは、国内はもちろん、いまや世界基準をクリアし、海外での受賞を重ねています。  

スペースが許せば、すべての記事について、触れたいところですが、『ガーデンダイアリー』が、いま美しいと感じるものを、今号の全ページに込めてお届けいたします。お楽しみいただければ光栄です。    (安藤 明) (編集後記)


ガーデンダイアリーvol.15

ムック: 152ページ(A4変形) 出版社: 八月社 言語: 日本語 発売日: 2021/3/31

本体価格 1,200円

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