ガーデンダイアリーvol.17

【ガーデンダイアリー vol.17 3月3日発売予定】

ご購入はこちらから
icon_store_amazonicon_store_rakutenicon_store_seven
   
植物と暮らせば人生は倍楽しい♪   ふだんの暮らしの中に、大きな幸せをつくりだす新感覚・実用ムックです。 毎日の暮らしを、いっそうハッピーなものに変えてくれる 植物のある暮らしを始めませんか? 玄関先でもベランダでも、もちろん庭でも、一鉢の植物のある暮らしは、 人生を大きく変えてくれます。 バラをはじめ植物が健やかに育つ「庭」は、それがほんの小さな庭でも、 びっくりするほど大きな喜びを、私たちに贈ってくれるのです。 美しいガーデンの実例や庭づくり、バラの品種選び、ショップ紹介をはじめ、「お庭の幸せ」をつくりだす、さまざまなアイデアをお届けします。

  【ガーデンダイアリーvol.17はこんな内容です。

 ■生きることをバラで飾ろう

「バラの誘引は『思いを描く』ことだと思います。こう咲いてくれるといいな、咲いてよね、と思いを込めて枝を誘引します」。そう話してくれたのは、このページ、‘ファンタン ラトゥール’のアーチのある庭の藤田悦子さん。たしかに庭は、その庭の作り手の思いによって誕生し、その思いに共感する人たちの心と響き合うのでしょう。ひとつひとつのお庭の作り手の思いが美しく描き出された16のシーンと、その庭の作り手によるバラの解説、庭づくりのポイントをお届けします。

ファンタンラトゥールのアーチ/つる八女津姫のトレリス、コーネリアとジプシー ボーイのアーチ /プロスペリティのベンチ パルフェ タムール とセリーヌ フォレスティエのアーチ /グラハム トーマスとロココのパーゴラ /ニューサとアルキミストのフェンス / 南部ざくらの窓辺 /セルシアナのオベリスク、群星とマダムアルディのアーチ /ルイーズ オディエとプロスペリティのアーチ /葉の緑で流れをつくる/屋敷門に映える群舞のアーチ/ブラン ピエール ドゥ ロンサールのアーチ ・バラと小花のピンクの花園


■命を育む事に使命感を覚えてるのかしら

長野県の北東部、県庁所在地の長野市からは約20キロ、須坂市や小布施市、群馬県に隣接し、果物の産地としても有名な高山村にある前田牧場に、6月の初め、花いっぱい咲くガーデンと大自然の中で育つ優秀な牛たちを訪ねました。


■育種家 木村 卓功さんの ロサ オリエンティス 2022年 春の新品種発表
強く美しく咲く いま、バラの新時代

2006年の‘わかな’の発表から16年の歳月が過ぎ、日本国内はもちろん、中国、韓国、台湾、さらに市場を東南アジアに広げるロサ オリエンティス。高温多湿の日本の気候のもとで育てやすいバラの育種を続けてきた木村卓功さん作出のバラは、フランスをはじめヨーロッパの国々のバラの新品種コンクールでも、つぎつぎに受賞を重ねています。その木村さんがいまめざすバラのひとつが「青いバラ」、そして気候が日本とは大きく異なるヨーロッパで勝負できるバラです。「日々の生活の中で、ひとが生きていく活力になるバラをつくりたい」と目標を語ってくれた木村さん。16年前に初めて取材させていただいた真摯な青年育種家は、頼もしい包容力を感じさせる「大人の」育種家へと大きく成長されていました。2021年10月にお訪ねした、ふたつの圃場から「育種最前線」をお届けします。


■育バラ苗屋さんの庭づくり

 

バラ苗屋さんはバラのプロフェッショナル 。バラを販売しているからこそバラを熟知していて、バラの特性を生かした庭づくりがじょうずです。また、苗を買いに行くと、バラ苗と一緒にそのセンスまで持ち帰りたくなってしまうバラ苗屋さんのショップも気になります。そんな素敵なバラ苗屋さんのショップと、バラ苗屋さんがつくるバラの庭をご紹介します。


■ニコラス・レナハンさんの 高原の庭づくり

Garden Diary Vol.16でご紹介したニコラス・レナハンさんの高原の庭づくり。グラスの穂が揺れる秋の夕暮れのガーデンに続いて、今号では、花々がいっせいに咲き、緑輝く夏の朝の庭を見せていただきましょう。施主の黒坂輝明さん、祐子さんご夫妻には、この高原の庭を、どんなふうに楽しまれているのかをお聞きしました。  


■Garage 二村昌彦さんの
植物と暮らす、 庭と過ごす。

「植物と暮らす」をコンセプトに、毎日の暮らしが楽しくなるショップgarage、Rust、noniを豊橋、名古屋、横浜、立川に展開する二村昌彦さん。二村さん自らセレクトした植物、植物との暮らしを豊かにする雑貨や家具、インテリア等に卓越したセンスを発揮したスタイリッシュなショップは、老若男女を問わず人気を集めています。その二村さんが「庭が主役」と考えて、自身のための家を建てたと聞いたら、何がなんでもその暮らしを覗いてみたくなるというものです。自分の庭のためにセレクトした植物のこと、庭の楽しみ方を二村さんに教えていただきました。


■多田みゆきさん、 秘密のボーダー見せて!

植物ヲタクで、怪しい植物のコレクター、種からの栽培上手な多田みゆきさんの庭に新しくボーダーガーデンができたって聞いたら、気になって、早速、取材に向かった。なんか見たことのない植物が隠れた魅惑のボーダーガーデン。ガーデンにカメラを向けたら、「あ〜、それは秘密の植物だから写さないでぇ〜」って。そんなんで取材できるかぁぁぁぁ〜。多田さんのお庭の取材は前途多難。


■河合伸志さんの
「夢のメドウ」を訪ねて

園芸家であり、育種家。横浜イングリッシュガーデンや中之条ローズガーデンをはじめ、花の庭づくりにかけて当代一の定評をもつ河合伸志さんに、今号では、お庭の取材と記事の執筆をご担当いただきました。お訪ねした先は、庭好きさんたちの憧れ、「rappie_hanahanaさんの庭」。庭づくりのプロフェッショナルが見た、ラッピーさんの庭をこころゆくまでお楽しみください。


■斉藤よし江さんの「光の庭」で

『ガーデンダイアリー』創刊号から、今号Vol.17まで、何度も取材に伺わせていただいた埼玉県毛呂山町の『グリーンローズガーデン』。庭について、わからないことがあると、いつもこちらのお庭の斉藤よし江さんに教えていただきました。まるでホームガーデンのようにおつきあいいただいた日々への感謝を込めて。



創刊から今日まで、 ありがとうございました。

次号からもご期待ください。

「植物と庭」が私たちの毎日の暮らしを、まるで魔法のように、楽しく豊かなものに変えてくれることを『ガーデンダイアリー』はテーマにしてきました。今号、Vol.17の巻頭特集は、その総集編の意味を込めて、Vol. 10に引き続き、「生きることをバラで飾ろう」のタイトルのもとお届けします。バラが象徴するものは生活文化のすべて。毎日をバラで飾ろうと意識するだけで、生きることはより豊かなものへと変わることでしょう。巻頭の選りすぐりの庭のシーンを大きな写真でゆったりとご覧ください。撮影は福岡将之さん。

さて、創刊から今日までに8年の歳月が過ぎ、その間、たくさんのすばらしいお庭を取材させていただきました。その土地の気候風土に合った植物が生き生きと育つ、作り手の「私らしさ」が香り立つ庭。日本各地につぎつぎに誕生し、美しく育ってゆく暮らしの庭を取材させていただけたことは、ガーデン誌として大きな喜びでした。さらに、日本国内だけでなく、世界のさまざまな国で暮らしていらっしゃる方々を併せて、たくさんの読者のみなさまから『ガーデンダイアリー』が、熱いご支援をいただいたことを深く感謝しています。ありがとうございました。

そして、今日。 『ガーデンダイアリーVol.17』の今号で、私、安藤(八月社)による編集と発行を完了し、次の世代へとバトンをつなぐ時期が来たことをご報告いたします。バトンを受け取ってくれるのは、手紙社の渡辺洋子さん(→本誌p65)。かつて私が、『マイガーデン』(マルモ出版)の編集をお引き受けしていた頃、副編集長として、しっかりと雑誌を支えてくれていました。今年の秋、新・編集長のもとで誕生する 『新・ガーデンダイアリー』を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。(発売はこれまで通り「主婦の友社」から) (安藤 明)  
   


ガーデンダイアリーvol.17 ムック: 152ページ(A4変形) 出版社: 八月社 言語: 日本語 発売日: 2022/3/3 本体価格 1,200円

ご購入はこちらから
icon_store_amazonicon_store_rakutenicon_store_seven
   

※あなたのお店で ガーデンダイアリーをお取り扱いいただける場合は、 お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ先 ando@hachigatsusha.net (八月社/安藤宛)